- Vol.4-
4つのsaisons(季節)を通し変化し続けるパリ花業界のdernières
nouvelles(最新ニュース)&nouvelles tendances(新しい傾向)、おもしろい出来事など、フルーリスト達のなかなか知る事の出来ない日頃の生活ぶりをご紹介する「Fleuristeとして暮らしてみれば...」その他にもイギリス、オランダ等ヨーロッパの情報も合わせ、時にはちょっと懐かしいhistoire(ストーリー)も飛び出しながらお送りします。
Allons−y!
Nouvel'an(新年)がパリにもやってきて...
11月から続いていた忙しいノエルの為のデコレーションも、12月24日&25日の神聖なそのお祭り、そしてその後に続く新年のお祭りNouvel'an(新年)を迎えると、花屋さんの忙しさもピークを一段落終えてほっと一息つけます。しかしながら忘れてはならない、もう一つの仕事...それは綺麗に飾り付けられたサパン(クリスマス・ツリー)やリース、ホテルやレストランのノエルのデコレーションの撤去作業です。
この作業をフランス語ではdémontage/デモンタージュ(解体作業)と言われて、地味だけれども忘れてはならない仕事の一つです。面白い事に、日本は12月25日の夜中にこの作業が行なわれる事が多く翌日の26日にはすっかりお正月ムードに早がわりですが、ここフランスの場合はノエルの飾りを1月上旬近くまで、街中で見ることが出来ます。例えば今年などは1月5日に、まだしっかりクリスマスツリーが街中にたっていました。
このデモンタージュ(解体作業)で大変な点は、何と言ってもサパン!フランスではフレッシュなもみの木を使うことが多く、1ヶ月近くもおいておくと、色も変化して深い緑の色だったものが、大抵は色もあせて薄い黄緑色になっています。そして乾燥してしまったその姿を触ると、なんと葉がチクチク刺さってとっても痛いのです!片付けながらよくフローリスト仲間達と「まるでfantôme(お化け)のようだ!」とふざけあっていたものです。一般家庭のゴミ捨て場にも、それぞれの家庭におかれていたもみの木が淋しく捨てられているその姿はちょっと可哀想だけれども、これが新しい年の始まりを意味する一つのしるしなのでしょう。 Bonne année !
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