4つのsaisons(季節)を通し変化し続けるパリ花業界のdernières
nouvelles(最新ニュース)&nouvelles tendances(新しい傾向)、おもしろい出来事など、フルーリスト達のなかなか知る事の出来ない日頃の生活ぶりをご紹介する「Fleuristeとして暮らしてみれば...」その他にもイギリス、オランダ等ヨーロッパの情報も合わせ、時にはちょっと懐かしいhistoire(ストーリー)も飛び出しながら?お送りします。
今月はnouvelles tendancesについて...Allons−y!
Nouvelles tendances!
Zen(禅)ブームも静かに終わりを告げparisの花の世界では今、密かに流行が移り変ってきました。Le style champêtre(田園&田舎風スタイル)シャンペエトゥ(発音難しいです!)と呼ばれるこのブーム、既に2004年のパリ・春夏コレクションでもカラフルなフラワープリントが溢れていましたが、一言に田園的と言っても従来にある様な漠然としたnature(自然)の大きなスケールスタイルではなく、どちらかというと小道を歩いていて偶然見つけた草花を摘み取って作る小ぶりの可愛らしいさを漂わせるブーケスタイルが注目されています。例えば最近のオートクチュール界のChristian
DiorやLacroixなどの作品にもこの流行が取り入れられpure(美的に完璧で見事な&純良な)でtrès fleurie(咲きみだれている)なイメージを色とりどりの色彩を自由に操りながら彼らのオリジナルなスタイルを打ち出しました。
‘Pur et Libertin”!
このtendance(傾向)の特徴としてはデザインの中にmouvement(動き)がありそれゆえこの流行を別の言葉で表現をすると「Pur et Libertin」とも言われ、このLibertinは放蕩や宗教的に自由思想という意味をもっているのですが、むしろ‘Libre dans ses actes"(自由奔放に動く)と考えた方が分かり易いでしょう。
もともとこの‘Libertin”とはmoyen-âge(中世の時代)より後の17世紀頃にこの時代の男性達はある意味とても自由にその行動を規制されず放蕩者、道楽的に振舞う事ができたらしく、そこからのイメージから用いられているのだそうです。これらの新しいデザインの登場によりZenブームが去ったといえども、そのesprit(精神)がそのままmagasin(お店)に上手に融合されコンセプトとして打ち出しているお店も少なくありません。Parisの流行とは常に一色だけのカラーに染まる事がない、そんな印象がします。
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